2020年の6月30日をもって、復職してから無事1年が経ちました。
今日で復職してから1年を迎えました😊
リハビリには過酷すぎる環境(職場)で辛い時期の方が圧倒的に多かったですが、それを乗り越えたという達成感はあります。
引き続きのらりくらりと仕事ができればなと。
まずは3カ月、次に6カ月、そして1年を再び目標に掲げて力まず頑張ります😌
— うつリーマン@2年間の休職から復職😌 (@fasshionacademy) June 30, 2020
あっという間の1年間でしたが、山あり谷あり谷あり谷ありの(谷が多かった)なかなか大変な1年間でした。
本記事では、その1年間を簡潔に振り返っています。
本記事の目的は2つ。
- 自分自身の備忘録として
- これから復職する方や、今まさに復職して頑張っている方にとっての一つの指針になればと思い
「復職後に大変だったこと」「復職後にうれしかったこと」に分けて、復職後に気を付けるべきポイントなどについても紹介しています。
3分程度で最後まで読めますので、どうぞご一読ください。
復職してからの1年間で大変だったこと
まずは大変だと感じたことから。
復職してから大変だったこと
- 浦島太郎状態だった
- まったく経験のない畑違いの部署に配属
- 配属された部署は激務
- 上司が厳しすぎた
浦島太郎状態だった
2年間も休職していたため、まさに浦島太郎状態でした。
とにかく分からないことが多すぎる。
致命的なのが、デスクワークなのにパソコンのOSがアップデートされていて、メールの使い方すらよく分からない…。
パソコンの基本的な操作に慣れるだけでも、少なくとも1ヶ月はかかったように記憶しています。
それに会社の基本的なルールや業務処理も変更されていたりと、休職前の知識だけでは太刀打ちできない場面も多かったです。
浦島太郎と言うよりは、むしろ新入社員に近い状況でしたね。

まったく経験のない畑違いの部署に配属
復職後に配属された部署はまったく経験したことのない、言わば畑違いの部署でした。
僕は元々技術系の社員なのですが、復職後に新しく配属されたのは事務系の部署。
部門をとりまとめる総括的な仕事を行う部署で、専門的な知識を必要としないからという理由でそこに配属されたのですが、人も仕事も全く知らないということに対する不安や緊張は尋常ではなかったです。
復職直前はほんとにナイーブでしたね…。
しかし、それでも復職がスムーズにできたのは、下の記事に書いてあることを実践したからです。
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【体験談】復職前の不安をやわらげる6つの方法【僕はこの方法で無事に復職できました】
続きを見る
復職してからは、作業ベースの仕事を中心に徐々に業務量を増やしていきました。
当然、業務量の調整は自分だけではできないので、上司にマメに相談しながら決してオーバーワークにならないように配慮してもらいました。
1年経った今では、作業ベースの仕事だけでなく、他部署との調整を必要とする少し難易度の高い仕事もこなせるようになるまで仕事感を取り戻せています。
配属された部署は激務
配属された部署が激務だったことは、完全に想定外でした。
配属された部署には本来6名いるはずだったのですが、他の部署への応援等で実質僕を含め4人しかいませんでした。
つまり6人分の業務量を4人でこなさなければいけません。
…忙しいに決まっていますよね。
上司や先輩は休日出勤当たり前、残業時間は50時間~100時間の暗黒の世界でした。
僕は「復職してから3ヶ月は残業してはいけない」という会社の健康保険措置で守られていたものの、3ヶ月を過ぎたあたりからボチボチ残業するようになりました。(正確には残業せざるを得ない状況でした)
そして、復職後半年を過ぎたころには月30~40時間の残業をするように。
過負荷がたたってか、最近(2020年5月末~6月中旬に)体調を崩してしまったため、現在は月20時間ぐらいの残業時間に抑えてもらっていますが、それでも忙しいことに変わりはありません。
上司が厳しすぎた
これが正直一番辛かったですね。
上司が2人いて、2人とも厳しい。
こんなことってあるの?ってほどに2人とも厳しいうえに、人間的にクセがありすぎる…。
上司の対応には本当に苦労しました。(今も苦労していますが)
上司が原因で何度体調を崩したことか…。
ある時、我慢できなくなった僕は上司に直接「体調不良なのはあなたのせいです」っていうのを、すごくオブラートに包んで伝えたこともあります。
かなり勇気が要りましたけど、伝えないことには改善は望めないので。
というわけで、2年間の休職明けの僕には過酷すぎるほどの環境だったのですが、何とか1年間を乗り越えることができました。
こんな過酷な環境を乗り越えることで掴んだ「働き方のコツ」をまとめた記事も用意していますので、あわせてご覧ください。
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うつ病で復職してから再休職しない4つのコツ【結論→開き直ることです】
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復職してからの1年間でうれしかったこと、楽しかったこと
なんか見出しが小学生みたいですが、復職してからうれしかったことや楽しかったこともありました。
復職してからうれしかったこと
- 復職できたこと
- 給料をもらえたこと
- 家族を安心させられたこと
復職できたこと
復職できたことことは、かなりうれしかったです。
復職前は、圧倒的に不安や緊張が大きかったのですが、復職後しばらくしてから「あっ、僕やっと復職できたんだ」という感動に近い感情が生まれました。
正直、復職することが嫌で嫌で仕方がなかった僕にこんな感情が生まれるなんて自分でも意外すぎました。
きっと、働いていないことに対する後ろめたさみたいなものがあったんでしょうね。
給料をもらえたこと
復職して最初の給料をもらえた時はうれしかったです。
それまでは、傷病手当と貯金を切り崩しながらの生活だったので、給料が元に戻ったのには本当に安心しました。
それに、今年(2020年)の夏のボーナスも満額出ました。
とてもうれしかったですね。
休職するまでは、「給料はもらえて当然」ぐらいにしか思っていなかったので、給料をもらえることがこんなにありがたいことなんだということに初めて感謝しました。
家族を安心させられたこと
家族を安心させられたことが一番うれしかったですね。
金銭面でも健康面でも非常に不安な思いをさせていたので、僕が復職できたことは家族にとっても喜ばしいことでした。
特に、妻には心配をかけさせてしまいました。
2年間も会社を休んだら普通見切りをつけて捨てられてもおかしくないほどですが、決してそんなことをせずに支えてくれた妻には本当に感謝です。
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まとめ|復職してから1年が経ちました【山あり谷ありの1年でした】
以上、「復職してから1年が経ちました【山あり谷ありの1年でした】」でした。
本記事で紹介したこと以外にも、本当にいろいろな出来事があった1年でした。
自分でもよく頑張ったと思います。
次の目標は、とりあえず初心に帰って「3ヶ月」ですね。
3ヶ月がクリアできれば6ヶ月、そして1年…これを繰り返して気付いたら10年経ってたみたいなのが理想的ですね。
この記事を読んでくださったあなたも、あなた自身のステージで戦っている最中かと思います。
焦らず、急がずゆっくりと一歩ずつ前に進んでいければいいと思います。
お互い頑張りましょうね。