
うつ病は再発のリスクが高い病気。
そのため、常に休職のリスクと隣り合わせにいることになります。
僕も2年間の休職を経て、復職してすでに1年以上が経過していますが、体調に波があることを考えると、いつ再休職してもおかしくありません。
ですから、常に再休職するかもしれないという危機感は持っています。
そこで本記事では、「もし再休職したらどうする?」というテーマのもと、
- 休職中の過ごし方
- 復職への段取り
について、僕なりの考え方について紹介したいと思います。
現在、休職中の方の1つの目安にでもなれば幸いです。どうぞご覧ください。
再休職したら最低1年は休む
冒頭でも紹介したように、僕は過去に一度休職をしています。
その期間は約2年。結構長い方なのではと思います。
では、再休職したら次はどのくらい休むのか。また同じように2年も休むのか。
答えは「No」です。
前回の休職の経験があるので、きっと2年も休まなくて済むはず。
ただし、2年は休まないにしろ、最低でも1年間は休むつもりです。
1年間をどうやって過ごすか?
内訳はざっとこんな感じになるかと。
- 自宅療養 3ヶ月
- リワーク 9ヶ月
急性期は自宅で過ごします。
多分ほぼ寝たきりか、それに近い状態になっていることを想定すると、回復期に入るまでに3ヶ月ぐらいはかかると思います。
注意ポイント
あくまで僕の感覚であって、一般論を言っているわけではありませんのでご注意ください。回復期にかかるまでの時間は人それぞれ違います。
やっと動けるようになって、外出もできるようになればリワーク(復職支援施設)に通います。
前回の休職期間中はリワークに7ヶ月通ったので、2回目の休職時はさらに腰を据えて最低でも9ヶ月は通おうと思います。

復職への段取りは?
復職への段取りは、時間をかけて慎重に取り組んでいく必要があると思います。
自分の体調を整えるのはもちろん、会社の産業医面談や上司面談にも備えなければいけません。
面談はただの復帰可否の判断の場ではなく、できる限り不安要素を取り除いてもらうよう会社に働きかける貴重な機会です。
しっかりと事前に準備しておく必要があります。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
-
-
【体験談】復職前の不安をやわらげる6つの方法【僕はこの方法で無事に復職できました】
続きを見る
前回の休職の反省点は?
反省点は、2年休職したうち自宅療養期間が長すぎた(=リワークに通うのが遅すぎた)ことですね。
1年5ヶ月にわたり自宅療養をしていたのですが、決して回復期に入るまでにそれほど時間がかかったわけではありません。
回復期には3ヶ月ほどで入ったのですが、その後なかなか復職できずに休職がズルズルと長引いてしまったというのが実のところ。
当然、1年5ヶ月の間に復職するタイミングは何度かありました。
しかし、復職がいざ眼前に迫ると体調を崩してしまい、そのたびに復職を延期する…といった感じです。
そこで、以前から会社に勧められていた「リワークへの通所」を受け入れ、7ヶ月に渡りリワークに通った結果、やっと復職することができたのです。

まとめ|【うつ病】もし再休職したらどうする?【結論→少なくとも1年は休む】
以上、「【うつ病】もし再休職したらどうする?【結論→少なくとも1年は休む】」でした。
個人的には、焦って復職するよりはしっかりと腰を据えて治療に専念するのが良いと思っています。
僕の感覚ではそれが「1年」であって、あなたの感覚では「3ヶ月」かもしれないし「6ヶ月」かもしれません。
ただ、1つ言えるとすれば、「とにかく復職を焦らないこと」、これに尽きます。
なぜなら、僕はリワークで何度も休職を繰り返している人をたくさん見てきたから。
ですから、焦って復職するぐらいなら、しっかりと時間をかけて治療に専念した方がまず間違いなくいいかと思います。
「急がば回れ」の気持ちでしっかりと時間をかけて治療することが、結局は近道になるはずです。
こちらの記事も読まれています
-
-
【経験談】うつ病急性期の頃の「自分」に贈る3つのアドバイス
続きを見る
-
-
うつ病で復職してから再休職しない4つのコツ【結論→開き直ることです】
続きを見る
-
-
【うつ病】体調がどん底の時に妻がくれた最高のプレゼント
続きを見る